私は会社の記録を社内報という形で残してきましたが、今号で通算241号、社内報を作成し始めてからなんと!20年を突破することができました。
もともと文才ない私にとって、「文章を書く」という行為自体ストレスでしかないわけですが、自分でも「よく続けてきたな」というのが正直な気持ちです。
でも始めたからには「続ける」と自分を奮い立たせ今日まで続けてきました。そして書くからには少しでも「社員さんの気付きになることを」と思い、自分なりに色々な情報にアンテナを立て、自分なりの意見を盛り込み、社長メッセージを発信し続けてきました。
たまに会社見学などのお礼コメントで「とても参考になりました。会社に持ち帰って展開したいと思います」というなんの味もないコメントをする人がいますが、こんな人は大概何もされませんし、私はこんなありきたりな文章だけは書きたくありませんでした。
よく「若い時の苦労は買ってでもせよ」と言われますが、多くのことを経験している人としていない人とでは、発信する内容の厚みに大きな差ができます。
多くのことを経験すると、大小ありますが、必ず苦労しますので、その苦労が「共感力」となり、様々な人の気持ちがわかる人間に成長します。結果、必然的に言葉に「魂」が宿ります。
社内報で言うと、たかが社内報、されど社内報であり、社内報を制作していない人に社内報を制作している人の苦労はわかりませんし、自分のしたいことだけしている人に、自分がしたくないことをやっている人の気持ちはわかりません。
ただ当たり前ですが、すべての苦労をわかってあげることはできませんが、私はこれからも、自分の時間は大切にしつつも、できるだけ「利他」の精神で、やろうと思えば誰にでもできる簡単なことをひたすら続け、多くの人の気持ちに共感できるおっさんになっていければと思います。今月もよろしくお願いします。
東名鍛工株式会社 代表取締役社長 宮嶋俊介

