毎日なにげにめくっている日めくりカレンダーの24日にはこんなことが書かれていました。
「成功もまた 人生の試練」
「試練」とは、苦しい経験だけをいうのではない。成功もまた試練である。成功を収め、地位や名声、財産を得たがために、地位におごり、名声に酔い、財におぼれ、努力を怠るようになれば、人生はたちまち暗転し、没落していく。天は「成功という試練」を与えることによって、その人を試しているのである。
なるほどです。まさにその通りです。すぐに頭に思い浮かんだのが先日開催されたWBC侍ジャパンです。初のベスト4逸脱という結果に終わった侍ジャパン。もし優勝していれば拍手喝采、多くの賛辞が送られていたと思いますが、結果が伴わなければまさに批判の雨あられ。まさに成功もまた人生の試練です。
しかしながら敗退後の井端弘和監督の会見は男前でした。WBC6大会目、日本が初めて4強を逃した夜。井端監督は誰も責めませんでした。普通は言い訳のひとつでもしたくなるもの。周りからも批判が溢れている。そんな中でも選手の誰も攻めることなく、「選手はよくやった。責任はすべて私にある」と井端監督。
スタンフォード大学の研究によると、結果を褒められた人より過程を褒められた人の方が、その後の挑戦意欲が高くなるという。日本中が「なぜ負けたのか」と騒ぐ中、井端弘和監督は震える声で「出したピッチャーは自信を持って出した。投げたピッチャーは良くやってくれた」そして最後にこう言った。「今まで呼んだ選手、来られなかった選手も含めて、ありがとうという気持ちでいっぱいです」
成功もまた人生の試練。井端監督が笑顔で帰ってくる日を願ってやみません。まさに漢 井端弘和監督でした。今月も漢気を大切に、すべてを受け入れ、情熱MAXで気張ってまいります。
東名鍛工株式会社 代表取締役社長 宮嶋俊介

