先日SNSをみていたら面白いダンスが出てきました。その面白いダンスをしているダンス集団は「アバンギャルディ」と言います。調べてみましたところ、アバンギャルディは2022年に結成された日本のダンスパフォーマンスグループで、「謎の制服おかっぱ集団」として、そのユニークなスタイルとダイナミックなダンスで国内外から注目されている、とありました。
私は一瞬で虜になってしまいました。ほんとダンスが面白いのです。衝撃でした。アバンギャルディの仕掛け人は、あのバブリーダンスをプロデュースしたakaneさん。インタビューでakaneさんが語っていた言葉が印象的でした。
「おもしろくなければダンスではない。自分のダンスはおもしろさの追求。ダンスがピッタリ揃っている、とか、カッコイイ、というより、自分はおもしろいかおもしろくないか、です」
これまでも、同じように思っている人がいたと思いますし、何より実際に実行に移せる人はほんと一握りと思います。今後、日本のみならず世界のダンスを引っ張る存在になっていかれると思いますが、これからもアバンギャルディの活躍を楽しみにしたいと思います。
先日講演を聞きに行った高野 登さんのお話も印象的でした。高野登さんは「ザ・リッツ・カールトン・ホテル」を日本に根づかせた伝説のホテルマンですが、今の高野さんの地位をみて、昔の同僚からは「いいよな、高野は」と言われることもあるとのこと。
でも高野さんからしたら、「じゃ、俺がしたように君らもアメリカに行って、リッツカールトンの門を叩けばよかったじゃないか。それをしなかっただけだろ。自分は最高のホテルマンになりたくて海を渡り、リッツカールトンで勉強した。そんなリッツが日本に進出するということで、たまたま任されることになったが、チャンスは皆に平等。活かせるかどうかは自分次第」とおっしゃっておられました。
チャンスはほんと平等だと思います。ただ、平等ですが、チャンスをものにできるかどうかは、それなりの行動が伴っていないと無理でしょう。その行動の源は熱量と思っています。私は社長ですので、熱量はそれなりに備えていないと話になりませんが、社長でなくとも熱量は必要です。何をするにも原動力になるのはこの熱量だからです。あとはその熱量の大きい小さいで成果が決まる。その大きさ次第で運も味方につけることできる。
暑さ半端ない夏到来ですが、もっと燃えてまいります。
東名鍛工株式会社 代表取締役社長 宮嶋俊介

