2024年01月01日

フォローミーの社員がたくさんいる会社にしたい

 新年あけましておめでとうございます。下の写真の富士山は昨年12月12日に撮影したものですが、午前中の豪雨から一転、昼からは太陽が顔を出し、一瞬だけ富士山が雲海から顔を出した姿が美しく、急いで日本平に出向き撮影してきました。清水に来て以来、これまで様々な富士山を拝ませてもらってきましたが、中でも一、二を争う美しく神秘的な富士山でした。

 今年は厳しい景況と言われていますが、この雲海(困難)に浮かぶ富士山のように、困難に打ち勝ち、存在感を示していきたいものです。

 さて私がミヤジマと東名鍛工、両社の社長となり、2年4か月目を迎えています。この間、私が目指してきたのは「自分たちで考え行動できる組織」です。それは私がどうしても滋賀と静岡の行き来があり、時間的制約があることもありますが、一番の理由は、さらにミヤジマと東名鍛工を飛躍させるには、トップダウンではなく、ボトムアップの組織でなければならないと思うからです。

 私はトップダウンによる組織には限界があると感じています。ですので、私は皆がやりたいと思ったことはほとんど承認してきました。自分で決めたことを経験させることが、人を成長させる一番の近道と信じているからです。ただ景気が悪くなると「こんなはずではなかった」と、これまでに行った投資に対し、重荷と感じることもあるでしょう。「買っても十分もとがとれるかどうか」の判断は本当に難しいものです。だからこそ、うまくいかなかったときは勇気をもって壁に立ち向かっていってほしいと思います。

 今の時代、リーダーが生まれにくい仕組みになっているかもしれないと、ふと感じることがあります。

 一般的に会社の目標、ビジョンを個人に落とし込み、個人目標を立て、効率的に実務に当たるスタイルが主流ですが、この一見合理的な仕組みが、壁にぶち当たったときの思考回路を失わせてはいないか。「そこは経営者の仕事で、社員はそこまで大きなことを考えられないだろう」という効率性と配慮が、リーダーが生まれない風土に繋がっているとすれば、その常識は考えなおさなければならないのではないか。

 私のモットーは「レッツゴーよりフォローミー」ですが、そのモットーは経営者になる遠い昔、おそらく中学3年でサッカー部主将に任命を受けたときから芽生え、今日に至っています。平社員であろうと、バイトの身であろうと、フォローミーしてきた自負があります。厳しい時こそトップダウンは大事ですが、トップダウンは片輪走行ではないかと疑い、フォローミー型社員の出現を生み出す仕組みを真剣に追求し、ボトムアップ組織に変革していく一年にしたいと思います。今年もよろしくお願いします。

東名鍛工(株) 代表取締役社長 宮嶋俊介