2019年08月01日

改めて初動対応の大切さを感じた今回の吉本興業の会見

今年は比較的涼しく、ほっとしておりましたが、いよいよ蝉が鳴き始めましたね。夏本番到来ですが、よく寝てよく食べて、そしてよく笑って暑い夏を乗り切っていきましょう(^O^)

さて、今世間を騒がせている吉本興業闇営業事件ですが、昨年の日大アメフト部の初動対応の悪さと同様、今回も初動対応の悪さを痛感しています。

あるコメンテーターが、「早い段階で会社としてなんらかの対応をすべきであったが、週刊誌などからまだまだスクープが出てくる可能性があるため、ひとまず静観し、悪さを出し切ってから対応をしようとしていたのではないか」と言っていましたが、これは私的にはまったくナンセンスであり、そんなことではなく、ただ単に、あわよくばほっておいて、熱が覚めるのを待っていただけではないか、と私は感じています。

とにもかくにも、岡本社長の会見が行われたのは、宮迫さんと田村亮さんの会見後であり、一番腹立たしかったのは、岡本社長の謝罪会見がまったく自分の言葉ではなく、ありきたりの言葉であったことです。カメラに向かって謝罪会見してはいましたが、ときおりチラチラと目線をずらしていたのは、おそらく原稿を読んでいたのだと思いますし、こんな会見ではまったく誠意を感じることはできず、ふざけるのもいい加減にしろ!と言いたくなりました。初動対応の大切さと、避けたいことほど「勇気をもってことにあたる」大切さを感じた今回の会見でした。

東名鍛工 宮嶋俊介